先日、RAB青森放送さんが、人気番組『初耳＠AOMORI』の取材にいらしてくださいました。
こちらの番組は、「当たり前すぎて疑問に思わなかったことを調査しよう」をコンセプトとしています。
そして、今回のテーマは『鉄』。普段何気無く使っていたり、身近にある鉄ですが、一体どのようにして生活の中の鉄が作られているのか、『鉄ってとても面白い』ことを皆さまにお伝えしたく、弊社（株）長谷川鉄工のアイアンプラネットベースオブ津軽を選んでくださいました。

取材の内容は、社長のベース紹介から始まります。ベースオブ津軽を初めたきっかけや、鉄のみならず、モノづくりのおもしろさを知ってほしいという、社長の想いが詰まったインタビューとなりました。

その後、青森県出身の声優『みかしー』こと三上枝織さんが、鉄のDIYに挑戦！
この度、新メニューに加わったトレーAを製作されました。

まずは、鉄板をプラズマ切断機を使って好きな形に切り抜きます。
みかしーは、星の形に切り抜きました。お馴染みのスーパー職人、彰さんのサポートのもと、初めてとは思えない腕前で、キレイに星形の鉄板の切り抜きをしていました。

次に、切り抜いた鉄板をガスで熱して高温にし、赤く色が変わり、柔らかくなったところで、ハンマーで叩く作業を行います（鍛造）。まさに『鉄は熱いうちに打て』力一杯叩くことで、凸凹としたおもしろい形状を作れます。
角は、アンビルの側面を利用して、カーブを作ります。
高温で熱した鉄を、叩いて形状することで、強度も上げることができるんですよ。

受け皿が完成したら、端材から好きな部材を選んで、脚を溶接します。
みかしーは、太いボルトと、異形丸棒をチョイス。

初めは溶接時の火花に驚いていましたが、隅肉溶接もバッチリで、特に棒に沿って行う回し溶接の滑らかさには、スーパー職人彰さんも感心していました。
そして、完成した作品がこちら！

世界でたった一つの、アイアントレーが出来上がりました。

ドキドキしながらカットした星形の鉄、力一杯叩いて、曲げて、表情をつけた鉄。たくさんの中から自分で選んで溶接した鉄。
どれをとっても全てが愛らしく思える作品です。
『今日は初溶接記念日です！』と、とても嬉しそうに、満足そうに話していたみかしーの笑顔が、とても印象的でした。

こちらの模様は、6月9日（日）17時から、RAB『初耳＠AOMORI』で放送されます。
みなさん、ぜひご覧ください。