JR五所川原駅の運転席コーナーがお披露目されました。
更新:2024.07.09
かねてより、JR東日本様と様々な異業種コラボを繰り広げていましたが、この度、JR五所川原駅の改修を期に、待合室の一新することになりました。
新し生まれ変わった待合室は、昭和レトロ感溢れる作りになっていて、ベースオブ津軽で製作したキハの座席も置かれています。
そして、一番奥の一角に設置された一際目を引くコーナーが、ベースオブ津軽の機体のホープY君が製作した『キハ運転席コーナー』です。
先日開催された『津軽鉄道レトロまつり』にも、たくさんの鉄道ファンや子供たちで賑わっていました。みなさん実際に運転席に座り、あたかも運転士さんになったかのような気分を楽しんでいました。
鯵ヶ沢から、運転席を見にいらした小学校3年生の男の子は、『レバーも動くし、本物みたいで、とっても楽しいよ!大きくなったら運転士さんになるんだ。』と、笑顔で話してくれました。
長い間、走り続け活躍し、惜しまれながら引退した鉄道たち。その車両の部品を一つ一つ丁寧に組み立て、当時の運転席を再現しました。
JR五所川原駅のスタッフの皆様とも何度も打ち合わせを重ね、もう、いくつか無くなっているものは、色や形を真似て、本物のように作り込みました。
バラバラだった部品が、段々と運転席に設置され、カタチになっていく工程は、とてもワクワクして、こちらもとても楽しんで製作できました。
JR東日本様、JR五所川原駅の皆様、本当にありがとうございました。
ベースオブ津軽はこれからも、たくさんの人を笑顔にできるような、温かい『モノづくり』に励んでいきたいと思います。