青森から世界へ。鉄と職人技を届ける新たな挑戦
更新:2026.01.22
2025年6月より、青森県の「インバウンド向け土産開発事業」に参画し、長谷川鉄工では新たな商品開発に取り組んでまいりました。
日本、青森県を訪れる海外のお客様に向けて、私たちの技術と文化をどのように翻訳し、価値として届けられるか。
建築鉄骨の現場から、土産・工芸・デザインの領域へと越境する挑戦です。
青森県らしさを“文化”で表現する
本事業のテーマは「青森県らしさ」。
ただし私たちは、県の魅力を素材や名産品ではなく、職人の直向きさ・誠実さ・仕事へのプライドに見出しました。
建築鉄骨の溶接ビードをアートとして捉え、縄文やこぎん模様といった青森の象徴を鉄と溶接で表現したシリーズ
“BEAD EMOTION(ビード・エモーション)”を開発しました。

HAMON、KUMOMA、SAYAなど全6種のビード模様はすべて手作業で制作され、一つとして同じ仕上がりはありません。
鉄の“重さ”を暮らしに取り戻す
同時に、アイアンプラネットベースオブ津軽のコンセプトである
“生活の中にもっと鉄を”
も本シリーズに強く反映されています。
軽さ・合成素材・大量生産が当たり前の現代生活において、鉄が持つ本物の重量感は、空間に安心感や重厚感をもたらします。
私たちはこの重量感こそが、精神的な豊かさや幸福感を生むと考えています。
商品仕様と使い方
素材は鉄。
サイズはM(147×147×t5)とS(97×97×t5)の2種を展開。
用途は限定せず、お客様に委ねています。
タイル規格(目地抜き)のサイズに合わせており、家庭の壁タイルへ1枚差し込むことも可能です。
別売りのスタンドを用いれば、ディスプレイとしても活躍します。
平置きでは小物トレイやコースターとしても使用できます。

県知事報告とメディア発表
約半年に及ぶ開発・打合せ・試作を経て、
2026年1月13日、青森県庁にて青森県知事への報告会ならびにメディア発表を行いました。
多くの関係者から温かい反響をいただき、建築鉄骨の技術が新たな領域で受け止められる手応えを感じています。


BEAMS JAPANでのテスト販売
本シリーズは2026年1月29日より
BEAMS JAPAN にてテスト販売が開始されます。
量産を前提としない、ストーリーと手仕事性を持つ鉄製品がどのように評価されるのか。
インバウンドの現場でどう受け止められるのか。
今回のテスト販売は大きな検証の場となります。
これからも挑戦は続きます
今回のプロジェクトは、単なる“土産開発”にとどまりません。
建築に使われてきた技術を、文化や生活へと翻訳し、
青森県の職人技術と誠実なものづくりを世界へ届ける挑戦です。
私たちはこれからも、鉄の可能性を広げていきます。






